抜け毛症 原因
「抜け毛症」は、正真正銘の病気です。幼少期の子供に多く見られるものですが、ストレスなどが影響して発症するということで、深刻なものでもあります。
異常行動のようにも見られるものですので、周囲の人々の精神状態も懸念されるところではありますが、抜け毛症の患者には、落ち着いて、心理的負担を与えないように接する必要があります。
抜け毛症は、一般的には「抜毛癖(ばつもうへき)」と呼ばれるほか、「抜け毛癖」や「抜毛症」とも呼ばれます。
症状としては、正常な髪の毛や眉毛、まつ毛を引き抜いてしまう性癖を指し、患者の大半は子供ですが、成人についても発症する事例はあります。
抜毛行為は、よく注意していないとなかなか周囲も気づきにくいもので、医師や両親も円形脱毛症や真菌感染症と混同しがちです。
抜け毛症は1889年にフランスの皮膚科医によって初めて報告されたもので、臨床的には、髪の毛を抜きたいという衝動に抵抗することができずに生じ、顕著な毛髪の欠損によって特徴付けられる疾患であると定義されています。
抜け毛症の患者は小学生、幼稚園児などの子供が殆どですが、稀に大人にも発症します。
治療としては、育毛剤を使用する場合もありますが、家族や周囲に病気について理解してもらい、本人の心理的なストレスを取り除いていくことが、最も根本的な治療法にもなります。
抜け毛症患者の実数の把握は難しく、医師の主観によるところもあるため、人口の0.5%から2%が抜け毛症とされますが、正確であると言い切ることはできません。
症状を訴える人の大半は10代で、また女性です。抜け毛症の患者の割合は円形脱毛症に対して10%から20%ですが、抜毛自体は学童期の癖としては多いようです。
患者には家庭や学校での人間関係の悩みが多いようで、また、大人しく内向的性格である場合に多いとされます。
抜け毛症の症状は、未成年でありながらストレスを抱えていることのあらわれでもありますので、患者にとっては恵まれていない環境下にあるということができます。
万が一、抜毛の現場を目撃しても、頭ごなしに叱りつけるようなことは更なるストレスにもなってしまいますので避けましょう。
実は家族の接し方が抜け毛症の原因になっているかもしれないのです。
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